現役高校生のグラビアアイドル・沢口愛華が「第7回カバーガール大賞」で史上初となる4冠を受賞。メンズ部門の大賞はKing ＆ Princeの平野紫耀が、エンタメ部門は乃木坂46の与田祐希が、それぞれ二連覇を達成した。

【写真を見る】King ＆ Princeの平野紫耀が前回に続きメンズ部門を受賞

同賞は、3月4日「雑誌の日」を記念して行われ、カバーガール大賞実行委員会(一般社団法人日本雑誌協会、株式会社富士山マガジンサービス)が選定。2020年(1月～12月まで)に発売され、オンライン書店Fujisan.co.jpで取扱いのある雑誌・フリーペーパー・電子雑誌などを中心に約1万誌を調査し、表紙を飾った回数の多かった女性を選ぶ。

大賞の他、エンタメ、コミック、グラビア、ファッションの各部門賞受賞者と、10代、20代、30代でトップを飾った人を表彰。さらに2020年に読者やファン、メディアにニュースを届けたカバーガールや雑誌を讃えて、カバーガール大賞実行委員が選ぶ「話題賞」を送る。

ほか、前回から新設した表紙を飾った回数の一番多かった男性を表彰する「メンズ部門」も引き続き表彰する。

■2020年最も雑誌の表紙を飾ったのは沢口愛華

大賞、10代部門、そしてコミック誌部門、グラビア部門と史上初の4冠を手にしたのは、名古屋の現役女子高校生タレントとして活躍している沢口愛華。

2018年の「ミスマガジン2018」でグランプリを受賞してから多くの表紙を飾り、瑞々しいフレッシュな笑顔と大人顔負けの抜群のプロポーションでグラビア界を牽引してきた。

2020年10月に2nd写真集「背伸び」を発売し、1カ月で重版が決定。2nd写真集の重版に伴い1st写真集も7度目の重版となり、異例のダブル重版が決まった。そんな「令和のグラビアクイーン」の異名を持つ彼女が、見事カバーガール大賞のクイーンにも輝いた。

■【メンズ部門】キンプリ平野紫耀が二連覇

前回新設された、表紙を飾った回数の一番多かった男性を表彰するメンズ部門は平野紫耀(King ＆ Prince)が二連覇を達成。

アルバム発売やコンサートツアーなど、勢力的な活動が見られたグループでの表紙や個人はもちろん、2020年ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」でW主演を務めた中島健人(Sexy Zone)とも数多くの表紙を飾った。

平野が表紙を飾った雑誌は重版・増刷が次々決定する人気ぶり。端整なルックスを持ちながらも愛らしい天然キャラと飾らない姿でバラエティーでも輝きを放ち、性別問わず憧れの的となっている。

■【エンタメ部門】乃木坂46与田祐希が二連覇

エンタメ部門で1位に輝いたのは、第6回に引き続き与田祐希(乃木坂46)。「MAQUIA」(集英社)と「bis」(光文社)のレギュラーモデルとしても活躍し、2020年発売の2nd写真集「無口な時間」は初版部数16万部を記録、2020年公開された累計発行部数555万部を突破した人気コミックの実写映画「ぐらんぶる」で衝撃的な映画デビューを果たすなど、次世代を担うエースとして活躍の幅を広げた。

■【ファッション部門】井川遥が2度目の受賞

ファッション部門は、第5回でも受賞した井川遥が2度目の受賞。「＆ ROSY」(宝島社)で毎月さまざまな表情で表紙を彩る他、2020年は「LEE」(集英社)や「HERS」(光文社)の表紙に起用されるなど、大人の女性の魅力を存分に発揮した。タレントであり、家庭の顔も持ちながら、自身で「ヘルト(Herato)」と「ロワン(loin.)」という二つのブランドのディレクションも手掛けるなど多方面で活躍を見せている。

■【20代部門】乃木坂46齋藤飛鳥が受賞

20部門を制したのは、総合2位にも輝いた齋藤飛鳥(乃木坂46)。大ヒットコミックを実写ドラマ・映画化した「映像研には手を出すな！」でメインキャラクターである「浅草みどり」というくせのあるキャラクターをコミカルに演じきり、女優としての新境地を開拓した。

ともにメインキャラクターを演じた山下美月、梅澤美波とコミック雑誌を飾った他、レギュラーモデルを務める「sweet」(宝島社)や「bis」(光文社)などのファッション雑誌、「OVERTURE」(徳間書店)などのエンタメ雑誌といった幅広い雑誌で表紙を飾り、20代部門の頂点に輝いた。

■【30代部門】泉里香が初の受賞

30代部門は、初の受賞となる泉里香。2020年4月に2nd写真集「Madeira」とボディーメークブック「RIKAtoZ」を2冊同時に発売し、女性から「なりたいカラダナンバーワン」と評される究極のモテボディーの“つくりかた”と“できあがり”を余すことなく公開して話題となった。専属モデルを務める「Oggi」(小学館)の表紙を多く飾った他、「美人百花」(角川春樹事務所)の表紙にも登場。女性の憧れの存在として活躍した。

■【話題賞】VOGUE JAPAN 5月号／Cocomi

2020年3月28日発売の「VOGUE JAPAN 5月号」とその表紙を飾ったCocomiが話題賞を受賞した。「VOGUE JAPAN」でメディアデビューを果たしたCocomiは、アーティスト一家の長女のメディアデビューというだけでも十分大きな話題となったが、高校を卒業したばかりのCocomiを世界的フォトグラファーのルイージ＆イアンゴが撮り下ろしたという同誌の表紙は、その美しさでも大きな話題を呼んだ。

■「第7回カバーガール大賞」

【大賞】沢口愛華

【メンズ部門】平野紫耀(King ＆ Prince)

【エンタメ部門】与田祐希(乃木坂46)

【ファッション部門】井川遥

【コミック雑誌部門】沢口愛華

【グラビア部門】沢口愛華

【話題賞】VOGUE JAPAN(5月号)／Cocomi

【10 代部門】沢口愛華

【20 代部門】齋藤飛鳥(乃木坂46)

【30 代部門】泉里香

【トップ10】

1位 沢口愛華、2位 齋藤飛鳥(乃木坂46)、3位 白石麻衣、4位 えなこ、5位 石田桃香、6位 山下美月(乃木坂46)、7位 今田美桜、7位 梅澤美波(乃木坂46)、7位 桃月なしこ、7位 吉田莉桜

※複数人で撮影した表紙も個人の登場回数に含み集計。