丸亀製麺(東京都渋谷区)は、新商品「トマたまカレーライス」を全国の丸亀製麺で5月17日から販売する。昨年人気だった「トマたまカレーうどん」のライスバージョンで、丸亀製麺で定番の「うどん」と組み合わせて食べたいという需要に応えた。
トマたまカレーは、毎日店舗で引く白だしとカイエンペッパーの辛み、トマトの酸味と溶き卵のまろやかさを特徴としている。特製のカレーだしと合わせ、店舗で大きくカットした生のトマトを投入し、仕上げに溶き卵を加えた。うどんと組み合わせやすいよう、サイズは430円の「並」と、530円の「大」を用意している。
●昨年人気だった「トマたまカレーうどん」とは?
トマたまカレーうどんは打ち立てうどんに、トマたまカレーをかけた商品で、2021年に株式会社TOKIOの松岡昌宏氏と、丸亀製麺が共同開発した商品だ。トマたまカレーうどんは4月26日から50日間限定で復活販売中で、新作の「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」と合わせ、発売から約2週間で計80万食を売り上げている。
トマたまカレーうどんの復活に対し、SNS上では発売前から「トマたまおかえりなさい!」「今年もたくさん食べたい!」「復活嬉しすぎる!」などの声が多く聞かれた。
新作の「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」は、丸亀製麺とTOKIOの松岡氏が何度も試作を繰り返し、パルメザン、ゴーダ、レッドチェダー、モッツァレラ4種類のチーズを厳選して使用している。
松岡氏は、「トマたまカレーうどんがせっかく復活するなら今年のバージョンとして、このトマたまに最も合うトッピングを探してチーズにたどりついた。チーズ好きはもちろん、チーズのマイルドさで多くの人に楽しんでいただきたい」とコメントした。
●組み合わせ需要に対応
トマたまカレーライスは、定番の「かけうどん」や「釜揚げうどん」と組み合わせたり、「温泉玉子」や「えび天」などのトッピングを合わせたりと自由に楽しめるようにした。
丸亀製麺は、輸入小麦の値上げにより1月から数十円の値上げを開始した。またエネルギー価格の上昇もあり、外食産業は苦しい状態が続いている。人気メニューの進化で消費者の需要を高めることができるか。
(出典 news.nicovideo.jp)
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